1.コンロ作成
市民防災研究所で紹介されている「サ・ア・テふしぎな卓上コンロ」を作成します。
今回利用した材料は、以下の通りです
- てんぷら油の廃油
- ツナ缶の空き缶
- サバ缶の空き缶
- アルミホイル
- ティッシュペーパー
廃油が燃料で、ティッシュペーパーが芯に、アルミホイルが芯立てと五徳に、ツナ缶をコンロ本体に、サバ缶は五徳台にします。
作り方は、こちらを参考にしました。
まずは、燃焼実験をしました。 ツナ缶の7分目程度廃油を入れて、6本の芯に点火しました。
2時間30分で油がなくなり、消え始めました。 結構使えそうだということがわかります。
2.炊飯訓練
今度は、炊飯訓練です。
3合のコメに「とり飯の素」を入れて、3個のコンロで炊飯します。
コンロの熱が逃げないように、風の影響を防ぐために、アルミホイル周りを囲み五徳にします。
燃焼を確認するために、のぞき穴も付けました。
凡そ、10分でぐつぐつと沸騰した音が聞こえ始め、湯気も出始めました。
30分経過したころ、あたりに良い香りが広がり始めました。
そろそろだなと、火からおろすタイミングを、固唾をのんで、鼻をクンクンさせ、耳を澄まし、湯気の具合をにらみながら待ちました。
35分経過頃、おこげの香りがしてきたので、今だー!!!
飯盒を火からおろし、逆さまにして、むらしにはいりました。
約10分程度むらして、ふたを開けると、・・・・・・
ヤッター!!!!
大成功!!、みんなでおいしくごちそうになりました。
コンロはまだまだ使えるので、食べ終わった飯盒に水を入れてもう一度コンロにかけ、焦げ付きなどを取りやすくしてから、洗いました。
天気も良く、大満足な訓練でした。
近江地区自主防災会
文責 笠原